TOKYO AI Fashion Week 2025 A/W 優秀作品
AI画像生成技術とファッションの創造性を融合させた新たなファッションコンテスト"TOKYO AI Fashion Week"
「Neo-Japonisme、AIと描く、新しい日本の美」の優秀作品がついに決定!
最優秀作品
KAWAII VANGUARD
Creator Name: SaYaKa
「KAWAII VANGUARD」は、“地・水・火・風・空”という五大のエレメントを纏い、“存在すること”そのものを美として立つ、五人のKAWAII戦士たちの物語。
彼女たちは闘わない。
ただ、自らを100%表現し、この世界に静かに咲き誇る。
コスチュームには、ゴシックロリータのシルエットに、現代技術では再現不可能な未来的マテリアルと精神性を融合。自身の身体をアクセサリーのように輝かせる、アンドロイドのモデルたちが着こなす。
それぞれが異なる属性をまといながらも、共通するのは「内なる源とつながっている」こと。見る者の心に静かに触れ、“自分らしく在ること”の神聖さを思い出させてくれる。
Neo Japonismeの新たな解釈として、KAWAIIというエネルギーが進化し、祈りとなり、希望として立ち上がるコレクション。
審査員コメント:Olga
『AI Fashion Weekだからこそ、AIによる表現の拡張スキルとファッション性のバランス感覚が重要で、本作品は色彩や構成、AI的表現力の可能性を見事にバランスよく表現していたと思います。五大エレメントの象徴性、アンドロイドの身体性、ロリータの記号性まで、すべてがバランスよく制御されて構築されていました。画像生成やAIとの対話によるコンセプトメイキングなど、生成AIの複合活用がしっかり伝わってきて、生成AIを都合の良い画像生成ツールとして捉えるのではなく、共創し表現の可能性を切り開こうとしていると感じました。ビジュアル、コンセプト、表現にまとまりがあり、何より楽しんで制作していたのが伝わってきました。KAWAIIかったです!』
浮世衣 UKIYOE
Creator Name: Marshmellaxy
葛飾北斎や歌川国芳をはじめとする江戸時代の浮世絵から着想を得て、その構図・色彩・物語性を、現代的な衣服へと再構築しました。
「衣」は単なる装いではなく、時代や文化、そして個性を“まとう”媒体であると捉えています。
立体構造と革新的な素材を用いることで、まるで浮世絵が身体に浮かび上がるような衣服表現を目指しました。
「浮世衣 UKIYOE」は、伝統と未来をまとうための衣です。
審査員コメント:村上 要
今の技術では実現できない、もしくは実現するには途方もない手間や暇を要する素材やテクニックによる洋服の可能性を考えるという、今、私が考えるAIの使い方を意識しているように思えて共感できた。
優秀作品
Techno-Wagara
Creator Name: aktpapa
「Techno-Wagara」は、古来より受け継がれてきた日本の伝統文様(wagara)を、「未来の光」として再解釈した全五点のNeo-Japonismeコレクションです。
・反射するグラフェンスレッドとホワイト麻の葉文様を、ネオンイエローのラインで際立たせた近未来キモノ。
・波文様のホログラムサークルが袖口で旋回し、LEDレギンスと共に後ろ姿を演出します。
・緻密なブルー刺繍が浮かぶダークスーツに、アルゴリズミック植物文様がネオンで浮かび上がる。・ダークグレーにホットピンクの雲文様を散りばめ、モノトーン背景でも鮮烈な春の到来を告げるボリュームシルエット。
・背面一面に広がるデジタル波文様と光の縁取りが、荒々しい波を表現します。
伝統的な和柄の「静」と、ネオン/ホログラフィックの「光」、墨絵の「影」が交差することで、これまでにない「新ジャポニズム」を鮮やかに描き出します。
審査員コメント:古茂田 博
日本の伝統文様をベースに、素材と最新技術を取り込み、デザイン・フォルムを様々な視点で表現し、未来のファションを創造(想像)させる素晴らしい出来栄えの作品。圧倒的な魅力を感じる。
TOKYO AI Fashion Week 審査員
審査員の皆様から本コンテストを通じた感想をいただきました
TOKYO AI Fashion Week 主催者
審査員の皆様から本コンテストを通じた感想をいただきました
今回の「TOKYO AI Fashion Week - 2025 A/W Contest」では、「新ジャポニズム “Neo-Japonisme”」をテーマに、参加者の皆さまが生成AIを駆使し、それぞれの感性で“新たな日本らしさ”を自由に表現してくださいました。伝統や文化の再解釈から未来的なビジュアルまで、多様な作品が集まり、人とAIの対話から生まれる多彩な表現の可能性に大きな手応えを感じています。 生成AIはもはや専門家だけのものではなく、誰もが創造のパートナーとして活用できる身近な存在になりつつあります。本コンテストでも、AIとの対話を通じて自身の表現を形にしていく参加者の姿が、その進化と広がりを象徴していたように思います。 OpenFashionは今後も、生成AIを通じて表現に挑戦する次世代のクリエイターが、その才能を存分に発揮できる場を積極的に創出してまいります。そして、本コンテストにご参加いただいた皆さま、審査員の皆さま、そして作品をご覧くださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。
TOKYO AI Fashion Week 2025 A/W Contest作品
入賞作品以外にも 素晴らしい作品がたくさんあります
ぜひ あなたのお気に入りの作品を見つけてみてください!




















